2009年12月17日木曜日

gedit TextMate化計画

Mac OS XではTextMateと言う名前のテキストエディタにやたら人気があるらしい。
残念ながら、日本語入力がかなり怪しいそうなんで、日本ではまるでCarbon Emacsの独断場のようにまで見えるんですけど、海外のハッカーの口からはやたらその名前を聞きます。
こんなに人気あるんだったらオープンソースなのか?と思いきや、いや、れっきとしたプロプライエタリソフトだそうです。
正直言うと、オープンソースに囲まれて暮らしていると、今更プロプライエタリなソフトを使うのがバカらしくなるんですが、そこはそれ。

「そんなにいい、っつーのならどんなもんなんだ?」

と気になるのですね。
なんせ、最近Windows版TextMateであるE-TextEditorなるものまで登場したそうなんで、興味は絶頂です。

Linux版は出るのか?

う~ん、今のトコその予定は無いようで・・・。
面白いよな。同じPC-UNIX系であるLinux版は出さずにWindows版を出すとは・・・。

僕は今、一応Emacsユーザーではありますが、別にIDE vs. テキストエディタの論争には丸っきり興味がありません。
いつでも「より使いやすいもの」があればそっちに動く心づもりです。
全然ツールにはこだわらん。
まあ、viも操作系は「爆笑」って程可笑しいとは思っていて、別に「嫌い」とか全然感じないんですが、単に日本語打つ際、メンドくせえな、ってのがvi触った率直な感想です。
でも、より面白そうなテキストエディタであるTextMate、興味ありますね。どんなもんでしょう?

んで、Web散策してみると、Ubuntu標準のテキストエディタをTextMateみたいにしてしまおう、と言うようなネタがあって。

ちょっと軽く紹介しておきましょうか。

  1. 端末から次のコマンドを走らせる。

    sudo aptitude install gedit-plugins



  2. geditの[編集]→[設定]から「geditの設定」を呼び出し、タブからプラグインを選び、

    • セッションの保存

    • コード・スニペット

    • ファイル参照ペイン

    • コードのコメント

    • 外部ツール


    の5つにチェックを入れて有効にする。

  3. 次の3つのプラグイン



    mkdir .gnome2/gedit/plugin

    とした後、~/.gnome2/gedit/pluginsに放り込む。
    その後、geditの[編集]→[設定]から「geditの設定」を呼び出し、タブからプラグインを選び、これらのプラグインを有効化する。

  4. 端末から、


    wget http://robzon.kapati.net/rails/rhtml.lang && sudo mv rhtml.lang /usr/share/gtksourceview-2.0/language-specs/
    wget http://robzon.kapati.net/rails/rails.xml && sudo mv rails.xml /usr/share/mime/packages
    sudo update-mime-database /usr/share/mime

    を走らせる。

  5. 端末から

    sudo aptitude install ri

    を走らせる。これでRubyのインタラクティヴ・ドキュメンテーションが参照出来る。
    使い方は、geditの[ツール]→[External Tools]→[コマンドの実行]を出し、

    ri String.split

    等と打ち込んで実行する。

  6. Rubyユーザーは、端末で


    sudo gem install rspec ZenTest
    sudo apt-get install ruby-gnome2
    wget http://grigio.org/files/ruby-libnotify_0.3.3-1_i386.deb && sudo gdebi-gtk ruby-libnotify_0.3.3-1_i386.deb


    を走らせておけば、autotestなるものも簡易に行えるらしい(良く知らん)。


とまあ、こうすればgeditがTextMateみたいになるらしい。
でも、良く分かりませんね(笑)。なんせ、TextMate自体を使った事が無いんで(笑)、比較出来ない。
あと、サードパーティのプラグインを探してインストールするのもメンド臭いですし。tarballか何かにそのうち纏めてみましょうか。
そして、gedit自体がCommon Lispに対応してないんで、僕個人としては、あまり意味があるカスタマイズじゃなかったです(苦笑)。

2 件のコメント:

  1.  このブログのタイトル・・・。身に染みます・・・。

     僕もEric Raymondの「How to Become A Hacker」を真に受けてオープンソースプログラマーをめざしはじめ、Paul Grahamのエッセイを真に受けてCommon Lispを使い始めてしまったんですよ・・・。

     あの人たちはホント青少年に悪い影響及ぼしますよね。

     僕もTextMate使ってみたいと思ってます。(Rails本の影響)

     でもMacなんて高いもの買えるかあああああ!!!!
     TextMate使うためだけにWindows起動するのもめんどいんじゃああああああ!!!! Wineで使うのは怖いですし・・・。

     あ、そういえばgeditはSchemeはサポートしてますよね。Common Lispしか使わないので関係ありませんが。
     頼むからgeditかGeanyにCommon Lispの対応入れてほしいです・・・。
     

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  2. おお、亀レスですが、いらっしゃいませ。
    (最近忙しくって…笑)

    >あの人たちはホント青少年に悪い影響及ぼしますよね。

    及ぼしますね(笑)。すっかり騙されています(笑)。

    >そういえばgeditはSchemeはサポートしてますよね。

    以前はサポートしてた、と思うんですけどね。最近のヴァージョン見ると消えてるような……。

    >頼むからgeditかGeanyにCommon Lispの対応入れてほしいです・・・。

    現状、EmacsかEclipseくらいしかマトモな選択肢が無いですからね(とか書けばviユーザーに怒られますが・笑)。
    もうちょっと、選択の幅が広がって欲しいです。NetBeansとか(笑)。

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